当院では、在宅での訪問診療を行っております。
当院の医師が患者様のご自宅を訪問し、診療をお受け頂くことができます。(往診とは異なります。)
在宅で療養されている患者様に適切な医療を提供するとともに、保健、医療、そして福祉との連携を図りながら、患者様とそのご家族の方々が、地域の中でより良い療養生活を送って頂けるよう在宅ケア体制をご提供致します。
当院では江戸川区内全域にご訪問させて頂く他、当院より直線距離で約8キロ以内(車で約15分までの距離)であれば、
ご相談をお受けしております。
尚、上記以外のエリア、及び訪問看護・訪問リハビリなどにつきましては、別途お問い合わせ下さい。
まずはお気軽にお電話下さい。 TEL:03-3675-4447
現在の病状や療養に関する今後のご希望などを、分かる範囲で結構ですので、お聞かせ下さい。
尚、事前に医療機関からの紹介状をご用意頂けますとスムーズです。
ご自宅や現在の入院先などでお打ち合わせさせて頂きます。
尚、お打ち合わせ先のお願いする場合や、地域によってはお断りする場合もございますので、予めご了承下さい。
現在の病状や今後のご希望に合わせた最適のプランをご提案するとともに療養環境の整備についてもお手伝い致します。
退院直後の患者様や、自宅療養開始当初の不安な時期は訪問頻度を増やすなどの対応も可能ですので、お気軽にご相談下さい。
生活の維持改善が図れた場合、改善された生活機能に合わせた療法の調整を行って参ります。
夜間・休日でも必要に応じて訪問し、診療・治療を行います。
また、医師・看護師がいつでも緊急往診できる体制を整えています。
在宅診療担当の医師が総合的・継続的に診させて頂きます。また、必要に応じて専門医・高次医療機関と連携を取りながら療養方針を決めていきます。
生活環境に合わせて療法を調整し、日常生活を継続しながら、迅速な初期治療が可能です。また、癌などの痛みにも、緩和医療に精通した医師が症状変化に応じて対応致します。
定期的な医師による診療に加え、血液検査、尿検査、心電図などの検査を随時行うことが可能です。
また、静脈注射、点滴、高カロリー輸液(IVH)、経鼻栄養、胃ろう管理、膀胱留置カテーテル管理、在宅酸素、人工呼吸器管理、褥瘡(床ずれ)などの処置も行います。
女性:75歳
脳梗塞に罹患、左半身不全麻痺となり歩行障害で通院が困難となったため、当院の在宅医療を紹介された患者様。
月2回、定期訪問診療を受けられ、降圧薬、抗血小板薬内服にて在宅療養中です。
男性:72歳
肺気腫による慢性呼吸不全のため、歩行時や安静時に呼吸苦が出現。通院が困難となり、在宅医療を開始された患者様。
週1回、定期訪問診療を受けられ、在宅酸素療法を実施しています。
男性:80歳
末期の胃癌で、ご自宅で最期を迎えたいとのご希望により在宅期医療を開始された患者様。
週2回の訪問診療、週2回の訪問看護による医療を受けられています。
食欲低下が著しく、ご本人・ご家族の希望で中心静脈栄養の点滴を毎日行っています。
女性:76歳
全身で筋肉の萎縮が進行し、歩行不能、手指の運動障害、呼吸障害の症状が出る。
胃ろう増設による経管栄養、簡易型人工呼吸器と酸素療法を行っています。
週2回、定期訪問診療を実施、重度身体障害者1級の認定を受けられています。
患者様のご自宅で医療を行うことです。
医師がご自宅にお伺いする訪問診療、訪問看護ステーションなどの看護師がお伺いする訪問看護、理学療法士がお伺いし行う訪問リハビリテーションなどがあります。
往診とは、患者様の求めに応じて急変時に緊急で訪問し診察を行うことを指します。これに対し、訪問診療とは、通院が困難な方や寝たきりの方のご自宅を定期的に訪問し診療を行うことを指します。
全身状態の診察を基本として、お薬の処方、その他点滴、経管栄養、中心静脈栄養、酸素療法、人工呼吸器の管理等の医療措置を行い、褥瘡などの処置も致します。また、入院治療が必要な場合は、対応可能な医療機関に連絡をとるなど適宜調整致します。
訪問日時は、ご相談の上で決定しております。訪問日は、基本的には同じ曜日となり、訪問予定時間については当日に大体の時間をご連絡致します。尚、急患対応や交通事情などにより大幅に遅れることが予想される場合などは、再度お電話を差し上げております。
各種健康保険が適用となり、入院、通院のときと同じ負担割合となります。
例えば、85歳で1割負担の場合、月2回の訪問診療でご負担は月額7,000円程度になります。
また、当院では交通費は一切頂いておりません。
診療費は、月単位でのお支払いとなります。請求書を翌月にお送り致しますので、訪問した際に直接お支払頂くか、銀行振り込み、郵便振替などにてお支払い下さい。尚、領収書は別途郵送させて頂きます。
住み慣れた自宅で、尊厳のある穏やかな最期を迎えたいという方には、在宅緩和ケアという選択肢があります。
当院では、ご本人、及びご家族の希望により対応しております。
緊急時は、まずはご連絡を頂ければ、病状に応じて適切な対応をとらせて頂きます。
電話で解決できる場合は、電話にてご指示をし、往診が必要な時は臨時で往診致します。