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消化器内科とは

消化器内科とは

消化器内科は、主にお腹の病気(胃、食道、大腸、小腸、十二指腸、肝臓、膵臓などの病気)の診断・治療を行う診療科です。
お腹の病気は生活習慣(食習慣、飲酒、喫煙など)やストレスとの関わりが強いものが多く、また、特徴的な症状が現れることが少ないものもありますので、下痢や胃もたれといった軽い症状であっても、それを放置してしまうことで、治りにくい生活習慣病や癌などの重篤な病気へ進行してしまうことがないよう、以下のような症状がおありの際は、ぜひお早めにご相談下さい。


・便秘や下痢
・胃痛、胃もたれ
・食欲不振、体重減少 等々


尚、当院の消化器内科では、順天堂大学附属病院で准教授を務める専門医による診療を行っています。
「何となくお腹の調子が悪いな・・・」と感じている患者様に適切な診断・治療をご提供することはもちろん、胃カメラ・大腸カメラによる正確な検査とポリープの即日切除まで可能な体制を整えておりますので、お腹の不調を感じた際は、どうぞお気軽に当院をお越し下さい。


担当医のご紹介


井草 祐樹 医師

ごあいさつ

大学では主に練馬区の分院で消化管全般・肝胆膵領域の疾患を中心に幅広い診療に従事してまいりました。この経験を地域の皆様に還元し、安心して受診していただけるような、信頼に足る、かかりつけ医でありたいと思いますので、どうぞ宜しくお願いします。

学歴及び職歴

  • H14年 順天堂大学医学部卒業
  • H14年 順天堂大学医学部附属順天堂医院 内科 臨床研修医
  • H17年 順天堂大学医学部消化器内科 入局
  • H19年 順天堂大学大学院医学研究科消化器内科学講座 大学院
  • H23年 順天堂大学医学部付属練馬病院消化器内科
  • H23年 順天堂大学医学部消化器内科講座  助教
  • H28年 順天堂大学医学部消化器内科講座  准教授
  • H29年 10月 順天堂大学医学部消化器内科講座  非常勤講師

資格

  • 医学博士(順天堂大学大学院医学研究科)
  • 日本内科学会認定医
  • 日本肝臓学会専門医
  • 日本消化器内視鏡学会専門医
  • 日本消化器病学会専門医

所属学会

  • 日本内科学会
  • 日本消化器病学会
  • 日本消化器内視鏡学会
  • 日本肝臓学会


よく見られるお腹の病気について

便秘症

便秘の方は、まず適度に水分摂取を心がけることが大切ですが、症状が続く場合には自己判断で便秘薬を飲み続けることで逆に悪化させてしまう前に、一度ご来院されることをお勧めします。


機能性胃腸症(胃もたれ)

最近「機能性胃腸症」という言葉を各種メディアで目にされる機会も多いかと思いますが、実際には従来からの胃炎や神経性胃炎に相当すると考えられています。食後の膨満感(食後の不快なおなかの張り)などが半年以上続いている場合や、症状があっても他院での検査で異常なしと言われた場合には、ぜひ一度当院の専門医にご相談下さい。


過敏性腸症候群(下痢・便秘・腹痛)

仕事の途中でお腹が痛くなりトイレへ駆け込む。出勤前や登校前に必ずお腹が痛くなるといった症状がありながら、大腸検査や血液検査などでは異常が認められないことが特徴です。重大な症状がないことからつい放置してしまっている方も多いようですが、より快適な日常を取り戻すためにも、ぜひ一度ご相談頂ければと思います。


逆流性食道炎

逆流性食道炎は、胃と食道の境界部分がゆるむなどして、胃酸を含んだ胃の内容物が食道へ逆流することによって起きる病気です。逆流性食道炎が疑われる場合には、胃カメラで食道粘膜の炎症を確認します。胃カメラについては苦手な方も多いと思いますが、当院では専門医による苦しくない検査を行っていますので、どうぞ安心してご相談下さい。


胃カメラ検査について

胃カメラ検査は、主に胃炎や胃潰瘍の診断、胃癌の精密検査、健診で異常が疑われた方の精査を対象としています。当院では、鼻から行う胃カメラ検査を実施しており、吐き気や不快感が大幅に軽減されるよう努めていますので、これまでに受けた検査が原因で胃カメラに苦手意識をお持ちの方もどうぞ安心してご来院下さい。


また、胃カメラ検査で重要な項目の一つに「癌があるかないか」ということがあります。
多くの癌に当てはまることですが、早期発見し適切な治療を行えば、必ずしも怖い病気ではありません。そのためには症状のないうちから定期的に検査する必要があります。
特に、仕事が忙しく健康管理が後回しになりがちな40~50代以降の方、生活習慣病がある方、飲酒・喫煙習慣がある方などは、年に一度は胃カメラ検査を受けられることをお勧め致します。


大腸カメラ検査について

大腸カメラ検査は、主に便潜血陽性の際の大腸の検査、大腸ポリープの経過観察、炎症性腸疾患の診断を対象としています。
腸内を観察するには、どうしても空気を入れる必要があり、お腹が張ることによる不快感を訴える方もいらっしゃいますが、当院では腸への刺激が少ない内視鏡を使用しておりますので、患者様の体に優しい検査が可能となっています。


また、大腸カメラ検査を行う大きな目的の一つとして、大腸癌の早期発見・治療が挙げられます。
大腸癌は、食生活の欧米化に伴い男女ともに増え続けており、近い将来死因のトップとなるとも予想されています。しかし、通常の大腸癌検診で行われる便鮮血検査で早期の大腸癌を発見することは難しいため、定期的に大腸カメラ検査を受けることが、非常に重要となっています。


大腸癌の多くは、大腸ポリープ(大腸腺腫という良性腫瘍)を経てゆっくりと大きくなっていきますので、ポリープの段階で切除してしまうことで予防することができます。
尚、当院では検査でポリープを発見した際に、即日切除することも可能ですので、大腸カメラ検査をお考えの方は、ぜひ当院にお任せ下さい。


ポリープの即日切除について

ポリープ切除は、多くの場合腹部を切る手術ではなく、内視鏡で行うことができます。また、これをポリペクトミー(内視鏡的ポリープ切除術)と言います。
当院では、胃カメラ検査・大腸カメラ検査を順天堂大学附属病院で准教授を務める経験豊富な専門医が担当しておりますので、ポリープを発見して際には、必要に応じて即日切除が可能となっています。


胃ポリープの切除

胃ポリープは、胃の粘膜にできるキノコ状のできもので、癌などの悪性腫瘍以外のものを指します。
胃ポリープの多くは、過形成性ポリープという炎症による粘膜の盛り上りで、癌になるようなものは殆どありません。そのため、ポリープを発見しても経過観察に留めるか、患者様の身体的な負担を減らすにことに繋がる場合に限り、ご相談の上で切除致します。


大腸ポリープの切除

大腸癌は胃癌と違い、その多くが良性のポリープから発生し、次第に大きなって癌へと進行します。
そのため、ポリープの段階であればポリペクトミー(内視鏡的ポリープ切除術)が可能であり、当院では即日切除も可能です。


また、ご自身の大腸で発見されたポリープの種類や大きさを知っておくことは、その後な検査・治療に繋げる上でも重要です。
大腸癌は、その他の臓器の癌と異なり、唯一、癌になる前に治療できる病気ですので、定期検診を心掛け、必要な際はポリープ切除などの適切な治療を早めに受けるようにして下さい。